――お弁当のテーマは、毎回決めているのでしょうか。
となりんりん「私の気分で作っています。『最近キャラクターもので、仕掛けすぎたかな?』と思ったらシンプルな物にしたりしています」
――旦那さんも、お弁当を開けるのが楽しみですね。
となりんりん「毎日のことなので、主人は驚かなくなっています。私としてはお弁当作りが楽しくて、
自分が作りたいお弁当をどこまで再現できるかわくわくしながら作っています」

――どれくらいの時間をかけて、お弁当を作っていますか。
となりんりん「キャラ弁に関しては、1時間以内に作るようにしています。キャラ弁でないお弁当は常備菜や昨晩のおかずをうまく活用して15分から20分くらいで作っています。同じ食材でも、お弁当箱を変えるだけで見え方も変わるので、そのアレンジも楽しんでいます」
――お弁当箱の側面に、どうやってキャラクターを入れるのでしょうか。
となりんりん「キャラクターによって作り方や固定の仕方が異なるので、決まった作り方はないのですが、土台にご飯を敷き手前にお弁当を傾けて、そこにあらかじめ平面で作ったキャラクターを入れています。
キャラクターを入れたら、その後ろにご飯を詰めて固定をします。完全に冷めたご飯じゃないと湯気や湿気で曇るので注意が必要です」
――むぎゅ感を出すのが難しそうですね。
となりんりん「リラックマなど顔は立体的で丸いけど、体はわりと平明的というキャラクターもいます。その場合、体はあまりつぶさないようにして、顔だけむぎゅっとつぶれた感じで作るとより立体感がでます。立体感や遠近感は意識するようにしています」