この質問に対して、なんにも答えを思いつかない方は要注意です。
心理学で「愛着スタイル」という考え方があり(※)、他者への愛着の持ち方にはいくつかのスタイルがあると言われています。
安定型:相手と安定した距離感を保てる
回避型:相手との深いかかわりを避けたがる
不安型:相手に執着しながら、嫉妬・怒り・不安などを感じる
そして自分の価値がわからない女性は「不安型」が多いように思います。

「不安型」は相手に依存してしまい孤独感に弱い。執着するがゆえにヤバいパートナーから離れられず、他人からの注目や愛情を得るために大金を使ってしまう――。
このループに陥ってしまうと、ロマンス詐欺男の思うツボです。自分の価値がわからないからこそ、お金を注ぎこむことでしか愛情を確かめられず、結果として男もお金も手に入れることができない……。自分の価値に気づかないまま、つらい恋愛をするのはもうやめましょう。
※イギリスの精神医学者ジョン・ボウルビィ(1907-1990)が提唱した「愛着理論」がもとになっている
私にもちかけられる恋愛相談には「彼の理想の女性になれなくて苦しい」というものが圧倒的に多いです。
「彼はどういう人が好きなんでしょうか?」と、私に聞かれても正直困ります(笑)。「なぜそれを本人に聞けないの?」と質問すると、「自分じゃなかったらどうしよう、と怖くて聞けない」と返ってくることが常。相手の価値基準がわからないから、一般的な“男ウケ”を演じてしまうことになる。
目の前の男性を見ないで、男性全般からのモテを狙いに行くと、確実に“愛され迷子”になります。「モテたい」と「付き合いたい」と「結婚したい」では、女性の動き方も全く違うのです。漠然とした「愛されたい」妄想で疲弊するのはもうやめましょう。
自分の個性と価値を大事にすれば、おのずと男性からもお金からも愛される女性になっていけるはずです。
<奥井まゆ 構成/もちづき千代子>