Beauty

40代から始めたい「老け髪」回避の方法。美髪のために、夜は間接照明に

インナーケアも、とっても重要

 インナーケアはなんといっても栄養バランスです。過度な食事制限を行い、体が痩せたとしても、髪まで痩せてしまっては良くありません。  髪の健康のためには、特にたんぱく質が重要と言われていますが、栄養素はチームで働くものですので、幅広い栄養素を満遍なく摂取するようにしましょう。毎日の食事にそこまで気を使えないという場合には、やはりサプリメントが便利です。  また、広い意味でのインナーケアとして、睡眠不足や運動不足の解決も大事です。髪の成長に関係する「成長ホルモン」は、特に入眠直後の90分間に一番多く分泌されるといいます。入眠直後の90分間の睡眠の質を良くするためには、睡眠時間を毎日一定にして生活リズムを整えることや、就寝直前のテレビやスマホ鑑賞を避けることなどが有効です。

我が家では、日暮れ後は間接照明のみで過ごすように

睡眠の質アップのために、日暮れ後は間接照明だけ ちなみに我が家では、寝入りをスムーズにするために日暮れ後はできるだけ間接照明のみで過ごすようにしたところ、効果抜群でした。また、適度な運動も自律神経を整え、良質な睡眠へ繋がります。  髪の毛の話になると、どうしても生えている髪の毛そのものに意識が向きがちですが、生えている髪は過去の自分が作り出したもの。  今の食事や生活習慣は、そのまま未来のあなたの髪になって現れてきます。シニアライフにおける自分の髪の健やかさにも意識を向けて、対策を始めていきましょう。 <文/毛髪診断士 元井里奈>
元井里奈
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア
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