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彼女が数人いる33歳のクズ男。1人にしぼらない意外な理由とは

ルックス良しで高収入、女性からモテモテなサラリーマンの濱田さん(33歳・仮名)は長年付き合っている20代半ばの恋人がいます。 お相手は結婚をしたがっているそうですが、彼が首を縦に振ることはありません。なぜなら彼女を複数名抱えており、誰とゴールインするかを決めきれないからです。 一見するとただの“クズ男”である濱田さんですが、こうなってしまったのにはある理由が隠されているようで……。

数名キープは当たり前!?同時並行がデフォの恋愛観

クズ男

※写真はイメージです

濱田さんの恋愛はパートナーを1人に絞らず、常に3~5人の女性を同時並行させるという何とも器用なもの。 仕事で多忙なため、全員とスケジュールを合わせるのはなかなか難しいとか。会うにあたっての優先順位をつけ、頻繁にデートができない女性からは不満の声が上がりがちに……。その度にケンカが起きることも珍しくはないのだそうです。傍から見ているとそこまでして複数をキープする必要があるのか分かりませんが、彼は恋愛と結婚における強いこだわりを持っています。 「正直、この中の誰と結婚しても構わないんですよ。一応本命っぽいポジションは1人いますけど、あくまで仮。本当に自分に合った結婚相手は誰なのかってのを、キープの中から吟味するのがオレのやり方でして。最終的に自分の傍にちゃんと残りそうな子を、長い時間をかけて見極めています」 バツイチ=オトコとしてみっともない、という考えを持つ濱田さん。結婚に失敗した友人が周囲に多いことからご自身はバツイチに大きな恐れを抱いています。35歳までには結婚し、必ず子どもを1人作ることが彼にとって“一人前の男”の理想像。 絶対的なミスを避けるため本命(仮)との結婚をのらりくらりと交わし、同時並行を今なお続けているのです。

根っからのモテ男ではなく、努力の末にモテを掴んだ

若い頃から女性を切らさず恋愛経験も豊富な濱田さん。大学時代からフリーの期間がほとんどないのだそう。世の中の男性が聞けば誰もが羨む話ですが、実は生まれながらのモテ男ではありませんでした。 幼い時は異性と話すのも苦手としており、とても引っ込み思案な性格。スポーツはできても勉強がダメ、決してクラスの中心的存在ではなかったと言います。そのまま高校へ上がり、クラスメートのYさんと意気投合。Yさんは頭脳明晰、スポーツ万能、高身長で顔もイケメン、おまけにコミュニケーション能力に長けた、「モテ」の模範的存在だったのです。 濱田さんは女性から大人気を博す彼をとても妬ましく思ったそう。「一度でいいからYのような存在になりたい」、その気持ちが徐々に強まりモテるための努力を始めます。持ち前のルックスを活かしナンパ、出会い系サイトなど様々なツールを使うこと早数年。大学生活に慣れる頃には、すっかり周囲から注目を集めるモテ男へと進化していたのでした。
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彼がクズ男になった本当の理由
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