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カワイイ犬に会える&里親になれるカフェ。集まった犬たちは意外な“卒業犬”だった

お迎えまでの過程

里親カフェお迎えを希望する場合、面談をすることから始まります。先住犬がいる場合、面談に一緒に連れてきてもらい、お迎え予定の子との相性もしっかり確認。一人暮らしの人を里親対象としない保護団体もありますが、こちらのお店ではきちんとお世話をでき、かつ保証人を立てることができるのであればOKとのことです。 面談時には審査も行い、通ればいよいよ本契約。寄付金とリコンディショニング費用を支払えば、いよいよ犬との新しい生活が始まりです。リコンディショニングとは、ヘルスチェック、避妊・去勢、スケーリング(歯石除去)、マイクロチップの装着等を行うこと。しっかり健康な状態で来てもらえるので安心ですし、犬を大切に思っていることも伝わってきます。 こちらの犬はブリーダーの元で暮らしていたため、どの子もみんな人懐っこい! 犬と暮らしたことがある人はもちろん、初めてお迎えする人にもいいかもしれませんね。 里親カフェ同じ里親caféでお迎えしたという共通点があることから、ここからお迎えをした家族同士がSNSを通じてつながりやすいということもあるそう。犬友達が増えるのも、こちらのお店からお迎えすることならではの魅力です。

まずは一度お店に来てみてください

店長の東丸さん曰く、愛着のある犬たちがお迎えされることを、少しだけさみしく感じたときもあったそう。でもそれも最初の頃だけで、お迎えを喜ぶ飼い主さんたちを見て、今ではうれしい気持ちになるそうです。 「どの子のことも大切に思っていますが、どうしても1匹のためにさける間が限られてしまいます。お店にいるよりも、家族にもっとたくさん遊んでもらい、第二の人生を楽しんでもらいたいですね」(以下東丸さん)と笑顔で話してくれました。 もっと多くの家族にお迎えに来てほしい。そう願っても、そもそも保護犬の存在や、譲渡を行っている場所があるということを知らない人もたくさんいます。 「私たちの活動が保護犬について考えるきっかけになれば、とも思っています。お迎えをできなくてもいいので、まずは一度お店に来てみてください」とのこと。気になった人は、足を運んでみてはいかがでしょう?
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「犬が好き!」だけで、行く理由は十分
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