Entertainment
News

米の元人気子役、裸で街を徘徊し自ら通報。ファンからは称賛の声も

 7歳で芸能界デビューし、スター子役として絶大な人気を誇っていたアマンダ・バインズ(36)。ところが、いつからか奇行や問題発言が目立つようになり、転落の一途をたどることに。最近では復活の兆しも見えて来ていたアマンダだが、先週末に裸で路上を歩いているところを保護され、精神科に収容された。

自ら通報し、精神科に強制入院

アマンダ・バインズ

アマンダ・バインズ

 芸能ゴシップサイト『TMZ』によると、アマンダは今月19日朝(現地時間)、一糸まとわぬ姿でロサンゼルスの路上を徘徊。また、近くにいた車を止め、助けを求めていたとも伝えられている。このとき、自身が精神的な問題を抱えていることをドライバーに話していたという。  その後、アマンダは自ら通報し、警察に保護された。  幸いにもケガなどはなかったようだが、警察署は精神科での治療が必要と判断。精神症症状がみられる人に72時間の入院を課すことができるカリフォルニア州の規則「5150措置」が取られた。この緊急措置のもと、精神科に入院することになったアマンダだが、72時間経過した後も、治療が延長される可能性があるという。

奇行や問題発言でスキャンダル女王に転落

 米カリフォルニア州出身のアマンダは、7歳のときCMに出演し芸能界デビュー。その後、役者として活動を開始し、『アニー』などの舞台に出演した。なんと13歳のときには、自身の冠番組『The Amanda Show』もスタート。幼児・児童向け番組の専門チャンネル「ニコロデオン」で放送されたこのコメディ&バラエティーショーで主人公を務めたアマンダは、人気子役として一躍有名に。
The Amanda ShowのDVD

アマンダの冠番組『The Amanda Show』のDVD
※画像はAmazonより

 その後もコメディドラマ『恋するマンハッタン』や映画『ヘアスプレー』などの話題作に出演し、スターダムを駆け上がった。  ところが、2010年にいきなり引退を宣言。直後に撤回したものの、それから奇行や問題発言でたびたび世間を騒がせるようになった。いつしか薬物やアルコール依存の問題を抱えるようになった彼女は、当て逃げ事故や飲酒運転、大麻所持などで幾度となく逮捕され、スター子役からお騒がせセレブに転落。2013年には、他人の住宅の敷地に侵入し、勝手に焚火をしたことから警察沙汰になり、ついに強制入院させられることになった。  彼女のこうした行動は「統合失調症が原因ではないか」と見られていたが、当の本人は「自分は精神的な病気ではない」と主張。しかしその後も、高級百貨店「バーニーズ・ニューヨーク」に行った際、清算せずに帽子を被ったまま店外へ出てトラブルになるなど、問題行動が収まる気配はなかった。  さらに、「父親から性的暴行を受けた」「両親を殺してやりたい」といった暴言も繰り返すようになったことから、彼女の両親は娘を再度入院させることを決断。2014年からは母リンさんが後見人となり、娘の資産を管理するようになった。  2014年には、双極性障害と診断されたことを自身のSNSで明らかにした
次のページ 
SNSで激変した姿を披露。復活の兆しも…
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ