Love

彼と別の女性との手つなぎ現場に遭遇。「彼女さんですか?」と話しかけた返事とは…

新カノまでのキープにされていたことを察した

この20代前半と思われる女性とデートするために、Tさんは朋美さんとの約束をドタキャンしたんだと思うと、腹が立って仕方がありませんでした。 「まだ一応私と付き合っているのに…酷すぎませんか?たまらず2人にかけ寄り『Tくん久しぶり!同窓会以来だね。あ、こちらは彼女さんかな?』と満面の笑みで話しかけてやったんですよ」 するとその女性が「うふふ、そうなる予定です!」とTさんにギュッと腕をからめたそう。 「その瞬間に“あ、Tはきっと新しい彼女ができるまでの間が寂しいから、キープとして私を繋ぎとめておいたんだな”と思ったんですよね」 そして、引きつった笑いを浮かべながら何も言わないTさんの態度に、“これは実は彼女がいるってことを、この女性に隠しながら近づいたに違いない”と確信しました。 お花見コンパにお呼ばれ、しかし実際は…

気がついたら彼の秘密を女性にぶちまけていた

「本当に汚いことするなとTにムカつき過ぎて、気がついたら『この人、私の家のお風呂場で平気な顔してオシッコするし、店員さんに偉そうな態度をとったりするけど頑張ってね!お幸せに!』とその女性の方に言っていたんですよね。Tの邪魔をしてやりたくなったんです」 苦々しい表情の彼をしりめに、朋美さんは笑顔でその場を後にしたそう。 「せっかく円満破局になるようにと考えていたのに、Tからはとっくに裏切られていたなんて私ってバカだなと思いました。しかも実はあんな若い子が好きだなんて…ショックでしたね」 それ以来朋美さんは、Tさんとは連絡を取っていません。 「つい大人気(おとなげ)ない感じで、Tの秘密を爆弾のように投下してしまいましたが後悔はしていません。私も気持ちを切り替えて、次の恋に向けての準備を始めたいなと思っています」 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文・イラスト/鈴木詩子>
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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