
由香さんは、その後もう一度その男性に連絡をとったそうです。そして、私にその後の展開を教えてくれました。
「ゆきさんの話を聞いて、シンプルにその男性に悪いことしたなって思いました。私が不機嫌にずっと過ごしてしまったし。全部奢ってくれたのに、笑顔でお礼も言えていなかったなって。だからまず謝ろうと思って連絡しました。
素直に謝って、『今度は私が素敵だと思う場所でデートしたいです。』と伝えたんです。
そうしたら、その男性から『自分も配慮が足りてなくてすみませんでした。いつも友達と会う感覚で考えてしまっていて、自分がいつも行くようなところだったら、気さくに話せるかなと思ってたんです。次は由香さんのおすすめの場所で改めて会えたらうれしいです。』と言ってくれたんです。
伝えたら何でもない問題だったと気づいて、それからは小さなことでも自分がしたいこと・嫌なことは伝えるように心掛けました」
1か月後、由香さんとその彼はお付き合いが始まりました。
初デートがイマイチでもその男性がイマイチとは限らない
「きちんと彼と向き合ったら、すごくいい人だったんです。今までのデート経験が少なくて、少し段取りが悪かっただけでした。
付き合い始めてからも『えーなんでそうなるの?』ということがたくさんあります。でもそのときに私が思うことを伝えたら、彼は私の話にきちんと耳を傾けてくれるし、向き合ってくれます。一度イヤだなと言ったことは次からやめてくれるんです。私のことを考えてくれているってわかるので、とってもうれしいんです。
きちんとリクエストするって大切ですね。あのとき、『初デートが思ったものじゃなかった』という理由だけで、彼を“イマイチ”と思ったまま関係が終わらなくてよかったと思います。ゆきさんの言葉で、今があります」
初デートがイマイチでもその男性がイマイチとは限らない。彼は気さくに話せるところがいいと思っただけ。自分が求める気遣いと彼がしたい気遣いは一致しないということは大いにあります。
後から文句を言うくらいなら、あなた自身がどうしたいかをきちんと伝えましょう。
「察して」を相手に求めるよりも「伝える努力」をあなたがすれば、「いい出会いがない」「いい男性がいない」という現象から抜け出して、素敵なご縁があるかもしれません。
<文/こめだゆき>
こめだゆき
恋愛・婚活アドバイザー。毒親育ちから自己肯定感が低く、長年恋愛依存で苦しむ。自己改革の末、今の夫と復縁し結婚。主催する講座、オンラインサロンには全国から多数の婚活女性が集まる。
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@komeda.yuki