「私が質問を1日1つまでと指定すると、今度は質問の内容を男性陣が日替わりで考えてくるようになりました。まるで宿題のように、ネタを考えるのを楽しんでいるようでした」
男性陣は質問のネタを競うようになり、内容はどんどんエスカレートしていきます。
「シンプルだった質問内容がストーリー仕立てになってきました。『もし亜紀さんが遭難して、夜になって薄目を開けたら誰かが現れてキスをしてお姫様抱っこして助けてくれました。さて、この中で誰が適任だと思う?』とか、『結婚して10年経っても手を繋いでディズニーランドに行けそうなのは、誰?』とか……(苦笑)」
中には言うのもはばかられるような下ネタ混じりの質問もあったそうです。どんな関係性であっても、性的な質問をすることはセクハラだと言えるでしょう。

「さらに困るのが、選ばなかった人たちがご機嫌斜めになることなんです。さすがに店長は普段通りにしていますが、キッチンの男性陣は選んであげないと気持ちが落ちてしまって。営業が始まっても『いらっしゃいませ』の声もすごく小さくなって暗い雰囲気になってしまうので」
誰も選ばないと大声でごねるし、誰かを選べば落ち込むしと、毎回の判定に困った亜紀さん。一度、「全員かっこいいし、選べないよ」と答えた時にも大ブーイングだったとか。
「最近は判定するのを、私のパート上がりの時にしています。一緒に働いている間に、誰かが暗い気持ちになるのが嫌なので……。でも、ちょうど私がパート上がりの後、2時間お店が休憩に入るので、夜営業に向けて気持ちを切り替えるのにみんなもちょうどいいかと思っています」
とはいえ仕事に関係のない質問や、下ネタ混じりの話題を我慢しながら働き続けるのは健全ではありませんし、亜紀さんとしても本意ではないはず。店長や他の同僚に相談してみるというのも、一つの手かもしれません。
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<取材・文/maki>