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まるで“社内ガーシー”!? SNSで「社員スキャンダル」を暴露しまくった同僚の末路

 いまや、ネット上で過去の“あやまち”がひとたび暴露されると、人生が一変しかねない時代になりました。ネット上で暴露を行う配信者も増えているなか、狭いコミュニティの中で同じようなことをする人もいるようで……。  今回お話を聞いた佐々木亜子さん(仮名・32歳)も、職場で“ガーシー”のような同期の存在に困ったと言います。

入社した同期と意気投合!

面接就活、転職、就職活動

写真はイメージです(以下同じ)

 亜子さんの勤め先は大手不動産会社の子会社で、同じ年に入社した社員は20人ほどいます。丁寧に新人研修を行う会社で、座学や実務研修以外にも、同期の繋がりを深めるための新人合宿研修などもあったそう。 「はじめての就職で不安だったのですが、じっくり学びながら働くことができ、同期とも合宿がきっかけでよく飲みに行くほど仲良くなって、居心地のいい職場でした」  同期の中でも仲良くなったのが、亜子さんと同じ年のK子でした。K子はロングヘアの少しぽっちゃりタイプで、いつも体のラインが出る服装をしていたそう。 「K子は同期の中でも目立っていました。声や動作も大きかったので、もともと目立ちたがり屋のところがあったんだと思います。でも話していて楽しかったし、私も彼女にプライベートの相談をするほど仲良くなりました」

K子の社内不倫疑惑が浮上…

飲み会 明るく目立つK子には、亜子さん以外にもたくさんの飲み仲間がいたようです。毎週金曜日には「華金会」と名付けてられた、同期中心の飲み会をK子が主催するようになりました。 「華金会は、3次会までやる日もありましたね。K子がお酒に強いこともあって、酒好きな同期は最後までよく飲んでいました。お酒がまわるとみんな徐々に相談ごとを話し始めて……K子へのプライベート相談会のようでした」  そんな順調に思えた新人生活でしたが、入社2年目の春、亜子さんは「K子が企画課の課長と不倫しているのではないか」という噂を耳にします。K子に聞くと、まったく身に覚えがないと言います。 「その時は、『噂はすぐ消えていくし、気にしないでいようね』と話して終わりました。でも、数日後に流れた噂は、私がキャバ嬢をやっていたという過去でした」  亜子さんは学生時代にお金を稼ぐため、友人に誘われて1年間キャバクラで働いたことがあったそうです。 「私が学生時代にキャバクラで働いていたことを知っているのは、職場ではK子だけでした。それをK子に言いよると、『私は知らない』と言っていましたが……」
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どんどん増えていく社内の噂
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