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菅田将暉「ひとりで生きていけると思ったことはない」“弟”豊田裕大にはプロバスケ選手を目指していた過去も

プロのバスケ選手を目指し、大学進学した豊田の生い立ち

宮沢清六(豊田裕大)

豊田裕大さんが演じた宮沢清六

――豊田さんは、「素敵だな~」といった表情で菅田さんのことを見てらっしゃいましたが。 豊田「完璧な答えすぎて、聞きいってしまって。僕自身はただ支えられっぱなしの人生で」 菅田「いいじゃん」 豊田「巡り会える人の運が自分ですごくいいと思っていて。この作品じゃないですけど、両親にも本当に支えられているんです。僕、プロのバスケットボール選手になりたくて、高校も地元じゃないところに行って、たくさん迷惑をかけて、大学にもバスケットで進学したんですけど、それがモデルになったり今度は役者を始めたりで。両親はすごく振り回されたと思うんです。ある意味、賢治みたいな感じで。支えられているという認識は常に持っています」 菅田「めっちゃいいと思うよ」 ――そんなお二人にとって思い入れの深い作品である『銀河鉄道の父』、菅田さんはどのような方に観ていただきたいですか。 菅田「宮沢賢治というと、童話を書いた身近な人という一方で、教科書に載っている人という遠さもある気がするんです。でもこうやって家族の目線で描かれると、ひとりの青年として本当に近しく思えるし、自分ごとに感じられる。年齢も性別も問わずに、誰が観てもいい映画なので、ぜひ劇場に来ていただけたらと思います」 菅田将暉 豊田裕大<撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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『銀河鉄道の父』は5月5日(金)より公開 (C) 2022「銀河鉄道の父」製作委員会
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