● 喫茶店で向かい合って座った際に、男性が『
顔が分からないのでマスクを外してくれませんか』と言い、女性が不快になりNO回答となった。
NGになってしまう理由がわからなくもないケースも多かったですが、このように男性からすると少々理不尽に思えるものもありました。言い方にも問題があったのかもしれません。

マスク文化の定着によって、外見よりも内面を見てもらいやすくなりましたが、それでも外見は婚活において重要な情報であることは確かです。「マスクを外してください」と言われると、顔を査定されているような不快感を覚えるのもわかります。ですが、
このセリフにある程度の耐性をつけておかないと、交際に発展するものも発展しないのではないでしょうか。
● 成功例としては、お互いにマスクをどうするか? とご相談ができること。外せなくても、
最初と最後のご挨拶だけはマスクを外されるとご印象が良いようです。
● お見合いで
飲み物を飲むときに「失礼します」と言ってマスクを外した男性が、女性から高評価、そのまま成婚になった例がありました。
● コロナ禍では、
マスクやワクチン接種、外出への考え方がそのまま価値観の相違として捉えられることが多く、お見合い時や一回目のデートでNOの判断をされるケースが多かったように思います。
ネガティブなケースも多かったですが、マスクを外すかどうかをはじめ、コロナ禍ではその人の価値観や考え方をより深く知る機会が増えました。交際後に、結婚後に「こんな人だとは思わなかった!」と嘆く人も結構いますが、コロナ禍で付き合った人はそういった後悔は少なくなったかもしれません。
“マスク着用は任意”という中途半端な状態になり、これまでとは違った“いざこざ”が起きそうです。時代の変化をしっかり読んで立ち振る舞えないと、結婚はおろか交際さえ難しい時代が今後も続くかもしれませんね。
(*)【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:パートナーエージェントのスタッフ70人
有効回答数(サンプル数):70人
集計期間:2023年2月27日~3月5日
調査機関:自社調査
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<文/高萩陽平>
高萩陽平
恋愛系のメディアで多数執筆。10年前からmixiやスカイプちゃんねるなどでネットナンパに没頭。数年前からマッチングアプリに参戦して結果を出し続けている。元アイドル、100キロ越えのふくよかさんなど、多種多様な女性との交際歴を持つ。