「“男は黙って”は間違い」55年間の結婚生活で、81歳名優が気づいた“夫婦円満のコツ”
世界中で物議を醸した大島渚監督の名作『愛のコリーダ』や、北野武監督の『龍三と七人の子分たち』の主演などで知られる藤竜也さん(81)。80代に入ってから初となる主演作『それいけ!ゲートボールさくら組』が5月12日(金)に公開されました。
同作にちなんで藤さんが考えるキャプテン像や、芸能界で出会ってきたすごい人、さらには結婚55年の奥様との日常まで、たっぷりとお話いただきました。
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――青春時代を過ごしたラグビー部の仲間のピンチを救うために、かつての仲間たちと再びタッグを組む本作。藤さんが演じる桃次郎さんが、とてもステキなキャプテンでした。藤さんは普段、キャプテンと呼ばれることは。
藤竜也さん(以下、藤)「映画の中でだけですね」
――そうしたポジションに興味は?
藤「あまりないです。今回挑戦したゲートボールはチーム競技ですけれど、僕は個人競技が得意ですし、一匹狼のほうがいいですね」
――映画製作にはチームの面がありますし、桃次郎も、藤さんだからこそにじみ出た魅力があったと感じました。
藤「そうなんですかね。演じるにあたって“キャプテンって何だろうな”というのは考えましたよ。どういう人がキャプテンと呼ばれるのだろうと。桃ちゃんをやるときの肝ですから」
――藤さんから見て、桃次郎はどんなキャプテンでしょう?
藤「桃ちゃんは、人の不満を吸収できる人なんでしょうね。なるべく自分を前に出さずに、周りの意見を受け止めるような」
――キャプテン、リーダーというと、前に出るタイプの人もいますが。
藤「それではだめでしょう。やっぱり吸収できる人がいいと思いますね。その方が、結果的に人が集まってくると、僕は思いますね」
同作にちなんで藤さんが考えるキャプテン像や、芸能界で出会ってきたすごい人、さらには結婚55年の奥様との日常まで、たっぷりとお話いただきました。
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キャプテンよりも“一匹狼の方がいい”
藤竜也が考えるキャプテン像
『それいけ!ゲートボールさくら組』は5月12日より新宿ピカデリーほか全国公開中
配給:東京テアトル
公式サイト https://gateball-movie.jp/



