また、“渦中の人物”も口を開いた。このとき、トムから怒鳴られているように見える人物は、ヴィンセント・チャパレイン氏という男性で、カンヌ映画祭でレッドカーペットのマネージャーとして長年働いているという。
チャパレイン氏は、ツイッター上で「トム・ハンクスとリタ・ウィルソンは警備といざこざがあった?」と質問されたことを受け、「何も問題は起きていません。あの写真は誤解をまねくものです」と回答。
さらに「お二人は、他のキャストたちと一緒に、レッドカーペットのスタート地点に戻るべきかと聞いてきたのです。(私は警備員じゃありません)」と明らかにし、メディアが報じる憶測や疑惑を否定した。
ただ、トムはその後行われた写真撮影や会見にも出席せず。共演者のスカーレット・ヨハンソンをはじめ、映画のキャストたちが一同に会する中、トムが姿を見せなかったことで、「何があったんだ?!」と再び憶測を呼ぶことに。
けれども、英タブロイド紙『Daily mail』によると、トムはスケジュールの都合で米へ帰国しなければならず、当初から参加は予定されていなかったそうだ。
北野武監督も…注目集めるスターたちのレッドカーペット
参加作品と同じように注目される、レッドカーペットでのスターたちのふるまいや華やかな衣装。
今回のカンヌ映画祭では、DV裁判に勝訴して久々に晴れ晴れとした姿を見せたジョニー・デップや、ゴージャスなドレスに黒のビーチサンダルを合わせて登場したジェニファー・ローレンスなどが脚光を浴びた。
新作『首』で6年ぶりに参加した北野武監督も、2020年に再婚した18歳年下の夫人をレッドカーペットで初披露し、日本国内で話題になった。
そんなカンヌ映画祭もいよいよ大詰め。現地時間27日(日本時間28日)に最高賞の「パルムドール」が発表された後、閉幕される。「パルムドール」を競うコンペティション部門には、是枝裕和監督の最新作『怪物』もノミネートされており、2度目の受賞が期待されている。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>