また、ジュン氏からは「長男が下の子たちの面倒を見ている」という旨の発言もあった。あたかも「母親が不倫なんかしているから」と言外に非難の気持ちがにじみ出ている。まったく釈明しない（できない）広末涼子に比べ、思わず嫌味をこぼす夫……。 だが、これに関しては「お父さんが子育てしてないの？」というシンプルな疑問もネット上にはわきおこっていた。 父親が不倫しても「子どもをないがしろにした」という点で責められることは少ないが、女性に対しては必ず「母親なのに」といった批判がつきまとう。 興味深かったことがもうひとつある。ここ最近、死語に近くなっていた「女優」という言葉を、今回に限って使うメディアが大多数だったことだ。 誰かの要請なのかジェンダー関係への配慮なのかわからないが、女性であっても「女優」ではなく「俳優」とするのが最近の習わしだったのが、こと広末涼子の記事に関しては、圧倒的に「女優」優位だ。 恋する俳優・広末涼子より、ここはやはり、恋する女優・広末涼子だろうと、男性デスクあたりが判断したのだろうかと穿（うが）った見方をしてしまう。