広末涼子、恋多き女優の不倫純愛の本気が尊い。「子どもがかわいそう」はよけいなお世話
恋多き女優は、どうやって復活するか
広末涼子は恋をしたのだ。どんなに夫に敬意や感謝を抱いていても、どんなに子どもを愛していても、「恋の沼」にはまってしまったら逃れることはできない。恋をしても、子どもへの愛が消えたわけではないだろう。 気づいたらはまってしまった、本気の恋。出会い頭の事故のようなものなのだ。避けることなどできはしない。ここで恋を断ち切るのか、結婚を解消するのか、そこは彼女の気持ちひとつ。われわれは見守るしかない。 そして彼女が「女優」として再び表舞台に出てきたとき、どう変わったのか、あるいは変わらなかったのか、本気の恋をどう昇華したのかを密かに考察してみたい。 ＜文／亀山早苗＞
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter：@viofatalevio
