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「彼氏に言われて…」と整形しに来る人へ、インフルエンサーとなっても看護師を辞めない当事者だからこその理由

ここ数年で少しずつ浸透してきた、美容医療の看護師を指す“美容ナース”という言葉。 みるくナースさんは、そんな美容ナースの先駆けとなった存在。現在はインフルエンサーとして活動しながら、フリーランスで美容医療の現場に従事。もともとは東大病院の看護師として働いていたといいます。 みるくナースさんなぜ彼女は美容ナースへと転身したのか。インフルエンサーと美容ナースという2つの顔を持つからこそ叶えたい夢などと合わせて、話を聞きました。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます 【インタビュー前編】⇒「整形して自己肯定感が下がった」総額1000万円超、元東大病院の現“美容ナース”が整形遍歴を振り返る

気づいたら貯まっていた整形費用、節約家としての一面も

――1000万円を超えるお金を整形に使ってきたそうですが、どうやって貯めましたか? みるくナース:美容ナースになる前は東大病院で看護師をしていたんですが、その時の給料をひたすら貯めていました。ボーナスも1円も使わずに貯金してたのと、毎月の給料もあまり使っていなくて。 みるくナースさん――生活費くらいにしか使っていなかった? みるくナース:そうですね。家賃は寮生活なので安いですし、ご飯も絶対自炊、移動も電車か自転車だし、友達からの誘いは、お酒があまり好きじゃないので行くことが稀。服もセールやメルカリでしか買わないので、お金で困ったことはなかったです。元々節約家なんですよ。 ――そうなんですか!節約家なのは、なにかきっかけが? みるくナース:中学生の頃から寮に住んでたので、親にもらったお金でどうやりくりするか、主婦的な金銭感覚が身についていたんですよね。これまでも整形費用は全て看護師として働いたお給料で工面しています。

東大病院を辞めて、美容ナースへ

――東大病院の看護師。エリートですね。なぜ辞めて美容ナースに転職したのでしょうか。 みるくナース:アンチが患者のフリをしてクリニックに嫌がらせをしてきたんです。それで、東大病院を辞めて違う病院に移ろうと思って情報収集をしている時に、美容整形のクリニックで看護師を募集していたのを見つけたんですね。 それで美容整形の転職説明会みたいなイベントに行って、話を聞いた時に「やりたい!」って思いました。 みるくナースさん――東大病院の看護師をやめることへの抵抗は? みるくナース:あまりなかったですね。「まだ23歳だし、もし無理だったとしても病棟に戻れるでしょ」って気持ちでした。 それに病棟で働いてた時から“偉くなりたい”って気持ちがあって、ゆくゆくは師長になりたかったんです。なので、この年齢で美容整形のクリニックに行けば、「20代のうちに師長になれるかも」と思って決めました。それが今まで続いてるという感じです。 みるくナースさん
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「彼氏に言われて…」
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