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趣味が合わない男性を“即ブロック”する30代女性の失敗。趣味の前に「聞くべきこと」があるのに

共通の趣味がないと盛り上がらない、というカン違い

「男性と、共通の趣味がないから盛り上がらないんです」と悩みを口にする舞さん。 「舞さんの趣味って何でしょうか?」 「ミュージカルとかの観劇、あとは映画と海外旅行と、美術館巡りが好きです」 「映画以外、男性でそのあたりの趣味がある人はあまりいないですよ。でも、美術館を提案したら一緒に行ってもいいという人はいると思います。共通の趣味はなくても、趣味は別の友達と楽しんで、干渉しなければいいって方もいます。舞さんは、共通の趣味で一緒に楽しむことがお相手への必須条件なんですか?」 「絶対に共通じゃなくてもいいですけど、でもそうしたら“決め手”がなくなるじゃないですか? みんな合わなさそうだし」 美術館この流れで冒頭の、映画が趣味と書いているのに話題作を知らないヒロや、好きな映画でホラー作品を挙げるマサトの話を聞きました。 「ヒロさんは映画は“嫌いじゃない”ぐらいの程度だったかもしれませんね。それに誘ったら一緒に観に行けたかもしれないし、もう少し知ってみてもよかったと思う。興味なくても野球やキャンプについて質問したっていいし。ヒロさんってどこに住んでた人?」 「東京でした。でも知らないです」 「マッチングアプリのメッセージで趣味の話はしなくていいんですよ。文面とかで明らかに失礼な人とかは断っていいですけど、やりとりはあくまでデートの約束を取り付けるためのもの、と考えて割り切っていいですよ」

「趣味はなんですか?」より「どの辺に住んでますか?」

「マッチングしたら『マッチングありがとうございます。新宿で働いているマイです。どの辺にお住まいですか?』って1通目で送ってみるといいですよ。趣味の話で盛り上がったとしてもお互いの家が遠すぎたら、そこからデートの約束につながりにくいんです」 「たしかにそうですね」 ここまで、スムーズに納得してもらえました。 「住んでいるエリアが近いのが分かれば、それが共通点になります。マッチングアプリでデート成立に必要な情報って、エリアと会いやすい時間帯と食の好み。これらさえ分かればいいんです。 でもこの3つを確認するやりとりをするだけでも、返信が来ない人もいるし、ため口で馴れ馴れしい人とか会話のキャッチボールが成立しない人は分かるんです。あんまり趣味とか見ないで10人マッチングしても、デートに行くのは1人ぐらいだと思いますよ」 「たしかに返信来ない人もいるし、ため口の人もいますね」 ちなみにこの“居住地を聞く”というのは、女性だけが使えるテクニックです。 マッチングアプリの中に男女平等はなく、ほとんどのマッチングアプリは男性ユーザーの方が多く、女性は少ない上に無料です。ネットで知り合った会った異性と会うことに対して、男性は女性ほど警戒心が高くありません。 【関連記事】⇒マッチングアプリの女性「残念な写真」図鑑。一緒に写ると嫌われる“意外なモノ”は
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共通の趣味が何もない男性と出会った結果
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