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TV番組で“朝の顔”だった女優が「保育サービス」を立ち上げたワケ。マネージャー2人の退社もきっかけに

ベビーシッター業界は「1回目」のハードルが高い

 今後はFluffy Ketをどのように展開したいのかについて、「ありがたいことにメディアにも注目してもらっていて、公式LINEの登録者数も増えています。ですが、ベビーシッターサービスは『1回目』を利用するまでのハードルが特に高い業界です」とさらなる課題を口にする。 Fluffy Ket「まずはFluffy Ketを身近に感じてもらうことが直近の課題と捉えていて、今年5月にはシッターサービスの体験イベントを実施しました。直接キャストと触れ合うことで、安心感を持っていただくのはもちろんのこと、相性の良いキャストと出会えるキッカケ作りにも努めています」  ベビーシッターと聞くとただただ子守りをする画一的な印象ではあるが、保護者も子どもも十人十色、ニーズは多種多様だ。Fluffy Ketのような個性的なベビーシッターサービスが増えれば、子どもに合うサービスを見つけやすく、利用のハードルは下がるかもしれない。今後Fluffy Ketがどのような影響を保育サービス・シッターサービス界に巻き起こしていくのか期待したい。 FluffyKet 保育スキルを持つキャストが、保育をしながら歌やダンス、エンタメ要素を取り入れたサポートを提供する、会員制のベビーシッターサービス。 <取材・文/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
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