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「大人の恋愛は“身体の関係”からはじまるのもアリ」を信じてはいけない理由

断わると恋人へのルートが閉ざされる?

AdobeStock_282179342別角度の視点からも考えてみましょう。 A子さんは、誘いを断ったらB男さんに嫌われてしまい、それがきっかけで恋人へのルートが閉ざされることを心配しているようですが、実はその考え方自体がズレています。 どういうことかというと、確かに宅飲みの誘いを断ればB男さんは不機嫌になって、それがきっかけで疎遠になってしまうかもしれません。 けれど、そんなことぐらいで関係が終わるようならば、そもそも彼はA子さんのことをたいして大事に思っていなかったという証拠。 宅飲みを拒否した程度のことで離れていく男なんて、最初から遊び目的か傲慢で利己的なクズかのどちらか。要するに、誘いを断ったから真剣交際へのルートが閉ざされたのではなく、端からそんなルートは存在していなかったということになるわけです。

所詮それまで――と腹をくくれるように

B男さんがA子さんのことを真剣かつ誠実に想ってくれているなら、誘いを断ったとしても最終的にはきちんと恋人になれるはずなのです。 A子さんはここまでの筆者の話を聞いて、「誘いを断ってもB男が離れていくかいかないかで、私のことをどれぐらい大切に想ってくれているかをジャッジするいい機会ってことですね」とポジティブ変換できるようになっていました。 好きな相手に嫌われたり関係が切れたりするリスクは怖いでしょうが、ベッドをともにする誘いを断ってダメになるような関係性なら所詮それまで――と腹をくくれるようになるべきなのです。 <文/堺屋大地>
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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