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『どうする家康』“キャラ変更”に落胆の声「『麒麟』の感動を返して~!」。ムロツヨシ/佐々木蔵之介が同じ秀吉役だが

佐藤浩市、松本若菜、中村七之助らが比較されるキャラ。どうなる?

今後、過去作と比較されるだろうキャラは、前述の真田昌幸。『どうする家康』では佐藤浩市が演じることが発表されている。老獪(ろうかい)な昌幸を、草刈正雄とどう違えて演じるか。過去、『鎌倉殿』でも『新選組!』でも人気を博して来た佐藤浩市ならがっかりさせられることはないだろう。 もうひとり、阿茶の松本若菜。『真田丸』では斉藤由貴だった阿茶を、松本若菜はどう演じるか。 そして、茶々。『真田丸』では故・竹内結子がミステリアスに演じ、信繁(堺雅人)に思い入れがあるようにも見えた。今回の茶々は、母・市(北川景子)が想いを寄せてきた家康を憎んでいる設定である。おそらく、後半戦、家康、茶々、秀吉の関係性が見どころのひとつになるだろう。 あと、石田三成。三成は人気キャラで、過去、小栗旬、田中圭、山本耕史などが演じている。『どうする家康』では、家康役の松本潤と高校の同級生である中村七之助である。となると、家康と三成の関係もかなり手厚く描かれることは期待できる。それに歌舞伎俳優である七之助は時代ものの風格を存分に感じさせてくれるはずだ。 <文/木俣冬>
木俣冬
フリーライター。ドラマ、映画、演劇などエンタメ作品に関するルポルタージュ、インタビュー、レビューなどを執筆。ノベライズも手がける。『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』など著書多数、蜷川幸雄『身体的物語論』の企画構成など。Twitter:@kamitonami
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