バナナは炭水化物が多いので太るイメージがありますが、実は、腸にいい食物繊維やフラクトオリゴ糖を含む腸活食材。『かぢ習慣』の共著者である小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)は、「特に、熟しきっていない青めのバナナがおすすめ」だと言います。

「小林先生によると、バナナは未成熟のほうがレジスタントスターチ(※)が多いそうなんです。グリーンバナナをカレーに入れたのを食べる機会があったのですが、これが美味しくてビックリ! 調理前は固かったバナナが料理をするとホクホクになって、食感も味も、ジャガイモみたいなんです。さっそく家でも作っちゃいました」
グリーンバナナは手に入りにくいですが、ネットで売っていたり、最近では店舗で売るところも出てきたようですよ。
※レジスタントスターチ(難消化性でんぷん):通常のでんぷんより低カロリーで、小腸で消化されにくく、大腸の腸内環境を整える。水溶性&不溶性食物繊維の機能をあわせもつ。

最後に、ぐっと身近な伝統食をご紹介。最近、加治さんは梅干しをよく食べるそうです。
「朝起きて白湯を飲んだら、市販のハチミツ入り梅干しを、そのまま食べちゃいます。普通の梅干しを買ったら酸っぱすぎて、自分でハチミツをかけました。
朝の梅干しは目が覚めるし、唾液が出て食欲もわくのでおすすめです」

加治さんが梅干しを食べるのは、夏の熱中症対策でもあったそう。熱中症は、汗で水分だけでなく塩分やミネラルが排出されてしまうことが一因です。梅干しは、塩分、カリウム、疲労回復効果があるクエン酸などを含む健康食材。体のために、どの季節でも活用したいですね。
<文/女子SPA!編集部 撮影/市村円香>