
ちなみにこういったスキンシップから発展してセックスになったとしても、愛撫だけで終わってもいいし、挿入や射精に至らなくてもいいそうです。
これもセックスの再定義の一つのポイントで『セックスは挿入して射精に至るもの』という従来の価値観から『心地よい体のコミュニケーションを楽しむもの』という価値観に変えていくことが大事です。
あくまでも目的は、触れ合いに安心感を持ち、セックスに過剰な期待をしないこと。まずは若い頃のセックスから、意識をアップデートすることが大切です。
「2つめは、『セックスの義務化・ルーティン化』です。こういうと、気持ち的に萎える人もいるかもしれませんが、セックスはそもそも家庭内における重要なタスクの一つです。
会社内であれば、重要なタスクはスケジュールを決めますから、家庭内でも同じスタンスで望んでみてはということです。
ただ、決めたことでプレッシャーになるようなタイプの方であれば、『毎週土曜日』と両者で決めるのではなく、片方が心の中でのみ決め、毎週取り組むといった方法でも良いでしょう。大事なのは、とにかく定期的に行為に取り組むことです」
ルーティンや義務といった、ある意味セックスとは対極にある言葉が出てきたことに、筆者は若干のとまどいを覚えました。
しかし、男性の中にはタスク化がしっくりきて、取り組めるようになる方も多いと言います。またタスクにして実行できたときは、自信や安心感の向上にもつながるためオススメだそうです。