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代案なしの“反対ママ”にうんざり……スイカ割りは服が汚れる、ヨーヨー釣りはハリが危ない。じゃあ、何ができるん?

親子 ポートレート

台風一過のピーカンを前に、「室内で夏祭り」のトホホ

やっと夏祭りの開催が決まり、準備が整いました。いよいよ開催が近づいてきた日、なんと台風が近づいていました。夏祭り開催の日は、ちょうど台風が通り過ぎるかどうかギリギリの日。もし雨の場合は室内でやれるゲームとプレゼントだけ渡すという段取りになっていたため、役員同士で連絡を取り合いながら判断を待ちました。 台風は進路を変えて、夏祭りの前日は大雨だったものの、当日はちょうど台風一過で晴れる見通し。これなら開催できるだろうということで役員同士話し合っていましたが、またまた「反対ママ」が登場。 「台風が過ぎたと言っても風も強いし、何か飛んでくるかもしれないから室内のプログラムに切り替えようと主張してきました。そこまで強風でもないし、やっぱり天気の良い外でやるほうが良いんじゃないかと言っても、聞く耳を持ちません。結局、台風通過直後ということで、室内プログラムに変更。スイカ割りはできないので、スイカを切って、来た子どもたちに持たせ、室内でできるくじ引きとスーパーボールすくいだけ開催しました」 子どもたちは、それなりに喜んでくれて良かったものの、反対ママさえいなければもう少し盛り上がる催しができたのではないかと飯田さんは言います。 「もう過ぎたことだからいいのですが、最初から反対だった『スイカ割り』をさせたくなかったんでしょうね。いちおう会長ではありましたが、会長とは名ばかりでみんなで決めていく以上、そのママの意見も無視できずに決まったことですが、なんだか残念です」 その年のメインイベントを終え、なんとか子ども会の役員任期を終えた飯田さん。すっかり疲れてしまい、もう役員はごめんだと思ったそうです。 年度が変わり、子どもも進級した飯田さんですが、その後、あるママから「反対ママ」についてのウワサが耳に入ってきたそうです。

あちこちで問題の「反対ママ」

「今度は学校の役員に参加して、またあれこれ反対して『厄介ママ』扱いされているそうです。役員に積極的に参加する姿勢は良いと思いますが、全部反対して妨害してくるので、一緒になったママさんたちは大変だな、と同乗してしまいますね」 子どもがいるとあれこれ回ってくる役員仕事。ボランティアで、かつ、ただでさえ面倒で大変な仕事だからこそ、できるだけ気持ちよくやりたいですよね。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako 連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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