Beauty

念願の二重全切開をするも「理想の顔にはなれなかった」整形を繰り返し気づいた、たった1つのこと

全切開をしても自信は持てなかった

――そこから、どうやって変わることができたんですか? まゆ姉:二重の埋没が取れちゃっていたので、今度は切って二重にする全切開しました。当時、憧れていた幅広のハーフっぽい二重にしたくて。 ただ、正直、全切開をしても何をしても自信は持てず、そう簡単に理想の顔になれるわけじゃないんだなと悟りました(笑)。結局自分の内面だなと思って、じゃあコミュニケーション力をつけようとか、私は顔じゃなくてしゃべりで勝負しようとか思うようになったんです。そこからいろいろなことに挑戦できるようになりました。
まゆ姉さん_二重切開しても可愛くなれなくて病んだ時 笑 

二重切開しても可愛くなれなくて病んだ時のお写真

――具体的にどんなことに挑戦したのでしょう? まゆ姉:自信がなくても自信のある振る舞いだけでもしようと思って努力しました。 二重全切開をしても自分の顔には自信を持てなかったけど、それをきっかけに内面だなって思えて、振る舞いが変わり、本当に自信がついていったんだと思います。

容姿への考えが変わったコロナ禍

まゆ姉さん――それ以降も、さらに整形はされたんでしょうか。 まゆ姉:メスを入れるもので言うと目尻目頭切開やグラマラスラインはしました。実はもともとは輪郭の整形をしようと思ってお金も貯めたのですが、コロナ禍に入って韓国に行けなかったり、夜の世界を離れたことをきっかけに「もう(切る整形はしなくて)良くない?」って思ってしまって。 ヒアルロン酸や定期的なボトックスなどの注入系は欠かさずしていますが、もう大きく変わるような整形はあまりしていないです。内面を磨こうと思えたことも大きいです。 ――「もう良くない?」と思えたのは環境の変化が大きかったからですか? まゆ姉:大きいですね。自分の容姿にコンプレックスがあるのに、容姿で評価される世界に飛び込んでしまったので、そこからなかなか抜けられなかったんです。夜の世界なので美的感覚も少し違っていて。 お客さんって普通の子にお金を払わないというか、“普通にはいない子だからこそお金使う”ので、やっぱりちょっと派手な子の方が稼げる。でも、いざ離れてみると、あれは夜の世界での美の基準だったし、「なんであんなに整形にこだわっていたんだろう?」って思えるようになりました。
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今、整形について思うこと
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