
さらに言うと、おそらくその2つの本音が常に5割:5割で均等になっているわけでもないのでしょう。7割:3割になっているときもあれば、2割:8割になっているときもあり、比率が変動しているのではないでしょうか。
ですから【1】の本音の割合が高いときは、陽子さんへ連絡しなかったり素っ気ない態度になったりするのでしょうし、【2】の本音の割合が高いときは、連絡をしてきてまだ恋愛感情があるようなことを匂わせているのではないでしょうか。
健さんが結婚前提で復縁してくれる確率がゼロだとは言いませんが、プロポーズしなかったことが原因で破局までしているわけですから、可能性は低いでしょう。
また、彼が利己的で自己中な性格なのは間違いないので、そもそも「こんな男でいいのか?」ということを、陽子さんは自問自答していったほうがいいと思います。
陽子さんがそれでも復縁・結婚を望むのであれば、健さんにこう宣言するべきでしょう。
「私たちはもう別れてるんだから、元彼・元カノという関係のままならもう二度と会いません。あなたが今からプロポーズしてすぐに結婚するのであれば復縁も検討します。その気がないなら、きっぱりとあなたとの縁を切ります」
健さんに「結婚」or「絶縁」の二択を迫るというわけです。
陽子さんは筆者の話を聞き、「もう本当に二度と会わない覚悟で健に二択を迫ってみます」と決意しました。