イケメンからの「頭ぽんぽん」は“恋の始まり”ではなく、むしろ“恋の破綻”のサイン
ドラマティックだからこそ実際には非現実的…
筆者の話を聞いて、優姫さんは悲壮な表情で落胆しつつも、「確かに悠人先輩は遊んでるって噂がたくさんあったから、私も次の遊び相手の候補ぐらいにしか思われてないのかも……」と、腑に落ちる部分が多々あったようでした。
頭ぽんぽんは恋愛ものの作品における定番の胸キュンシーン。純愛を描くうえでとてもドラマティックだから重宝されるのでしょう。しかし、フィクションのなかでドラマティックだということは、実際には非現実的であるということなのかもしれません。
<文/堺屋大地>堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi


