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『学校へ行こう!』名物キッズ・チビあゆが腹筋バキバキに。当時の凄まじい反響と、現在の活動

筋トレ歴1年でボディビル大会に出場

ビフォーアフター――番組卒業後は、どんなことを目標にしていたのでしょうか。 宮崎:歌手を目指していたので、高校卒業後は大阪スクールオブミュージック専門学校に入学しました。授業の一環としてアイドルグループのようなユニットを組んで、 ライブのセンターを誰がするかオーディションで決めたりしていました。  有名な学校だったのでいろいろなライブに出演する機会があり、「SUMMER SONIC(サマーソニック)」に出たり、すごく良い経験をさせてもらいました。  専門学校卒業後は3ヶ月間だけニューヨークにダンス留学しました。向こうでは何もかもスケールが大きくて、「今まで狭い世界にいたんだな」と実感しましたね。  帰国後は上京して、東京でバックダンサーの仕事をしながら活動していましたが、コロナ禍で芸能活動ができなくなりました。友達の勧めをきっかけに筋トレに目覚めて、パーソナルトレーナーをするまでになりました。今はボディビルの大会に出場したりもしています。

筋トレは“普段では気付かない自分に出会える”

2022年の「FWJ TOKYO SUPER SHOW」での様子

2022年の「FWJ TOKYO SUPER SHOW」での様子

――ボディビル大会に出場しようと思ったきっかけは何だったのですか? 宮崎:トレーニングを始めて1年ほど経った頃、自分では「筋肉量が増えたのか、ご飯の食べ過ぎで太っちゃったのか分からないな」と思っていたんです(笑)。友達に「大会に出てみたら?」と言われて、「出場すれば、どれくらい筋肉量が増えたのか試せるかな」と思って国内の大会「FWJ Beef Sasaki Japan Classic」にチャレンジしました。その後も、何度か国内大会に出場しています。  最近は日本だけでなく世界的なフィットネスブームで、ボディビル大会がすごく増えているんですよ。 ――大会に出るためには、どんな準備をするのですか? 宮崎:脂肪を削ぎ落とさなければいけないので食事制限をするのですが、すごく大変です。今日もお弁当を作って持ってきました。つらくて「もう動きたくない」と思ってしまうのですが、それでも絶対にトレーニングが欠かせないのがキツイですね。  でも、目標を持って行動するなかで、普段は気付かないような自分に出会えたりするので、それが楽しくて「つらいけど挑戦しよう」と思います。今は12月の大会に向けて体を絞っています。 ――これから海外の大会の挑戦も考えていますか? 宮崎:ぜひ出てみたいのですが、海外の大会は出場者の筋肉の量が桁違いなので今の私ではまだ厳しいと感じます。先日、ロサンゼルスの「マッスルビーチ」でトレーニングしたのですが、周りがすごいマッチョな方ばかりでした。今はまず、国内の大会に向けて頑張ろうと思っています。 <取材・文/都田ミツコ 撮影/中川菜美>
都田ミツコ
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。
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