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『フレンズ』の人気俳優が54歳で急死。 “家族同然”の共演者が悲しみのコメント

自宅から処方薬が見つかる

 TMZは、911番(緊急電話番号)に通報した時の音声に「溺死」という言葉が使われていたと報道。ただ死因については、ロサンゼルス検視局が現在調査中で、米CNNなどの現地メディアは、死因の特定まで追加の調査が必要となる見通しを伝えている。マシューの死をめぐっては、ロス市警も捜査を行っているが、現時点では犯罪行為の疑いはないという。  また当初は薬物の可能性もないと報じられていたが、その後、抗うつ剤と抗不安剤、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療薬など、処方薬が現場で発見されたとの情報も。今後、死亡時に体内に残っていた薬物を調べるために検視が行なわれる予定で、結果が判明するのは数週間~数ヶ月後かかるとみられている。

薬物やアルコール依存症を抱えた自分を「共演者が支えてくれた」

 1994年~2004年に放送された『フレンズ』の10シーズンでチャンドラー役を演じ、多くのファンに愛されてきたマシュー。
 しかしその裏では、アルコールや薬物の依存症と闘いながら、ドラマの撮影を続けていたという。生前のインタビューでは、「ドラッグやアルコールを絶つために900万ドル(約13億円超)くらいは使った」と明かしていたことも。自身が壮絶な依存症との闘いを経験したことから、同じ苦しみを持つ人々を支援したいという気持ちも人一倍強かったとされている。  昨年出版された回顧録『Friends、Lovers、and the Big Terrible Thing』の中では、2018年に重度の薬物依存で大腸が破裂したことを告白。2週間昏睡状態に陥り、生存の可能性は2パーセントと告げられたと記していた。  そんな安定しない自分を見守ってくれたのは、ジェニファーをはじめとしたフレンズの共演者たちだったと振り返り、こう感謝の気持ちを綴っていた。 「自然界のペンギンが仲間同士で支え合うように、共演者たちが僕を支えてくれた」 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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