なんと言っても日高屋ブームの最大の要因はコスパの良さである。「中華そば」(390円※税込、以下同)は破格であり、ラーメンで一番高い「とんこつチャーシューメン」(780円)ですらかなり安い。値段だけではなく、「半ラーメン」(220円)は量をあまり食べられない人、小さい子どもを持つ世帯にはありがたいメニュー。

温玉旨辛ラーメン(690 円)、プラス70 円で麺大盛にしても760円
また、「野菜たっぷりタンメン」(570円)もあり、「ガッツリ食べたいけど健康面も気になる」という人に寄り添ったメニューもある。「中華丼」(640円)「天津飯」(560円)などラーメン以外のメニューも多く、痒いところにすべて手が届くラインナップである。
日高屋は“ただのコスパが良いラーメン屋”というわけではない。日高屋はとにかく1人飲みに最適な空間である。「キリン一番搾り(生)ジョッキ」(330 円)や「ハイボール」(320 円)などお酒もかなり安い。おつまみも盛りだくさんで、定番の「そら豆」(220円)から、「キムチ奴」(310円)など幅広い。

キリン一番搾りの生ジョッキ、330 円
選択肢が豊富だからこそ、「半ラーメン」を頼んでおつまみを多く注文して飲む、という楽しみ方もできる。1500円~2000円で適度に酔ってお腹を満たすことができ、仕事帰りのチョイ飲みなどに最高だ。