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なぜ今年「日高屋」が突然ブームに?ラーメン390円のコスパだけじゃない“納得の理由4つ”

混雑していないのは、観光客に“バレていない”から?

 日曜日の午後3時ごろに西武新宿前北店を訪れてみた。ご飯時を外したものの6~7割くらいの客入り。男女比は8:2と男性も多いが、女性客の中には1人でいる人も。店内には1人飲みしている客もいるが、特に珍しくないので仲間意識が芽生えないのも日高屋の良いところだ
日高屋の店内2

筆者の訪れた時間帯は6~7割くらいの客入りだった

 新宿という場所柄、店の外は観光客でごった返しているにもかかわらず、店内に外国人観光客的な人の姿が見られなかったことは驚いた。ここ最近、新宿に限らず歓楽街にあるラーメン屋の前を通ると、時間帯を問わず外国人観光客が並んでいるのをよく見かける。まだ外国人観光客に日高屋が“バレていない”からこそ、店内が利用客でごった返していなかったのではないか。

たっぷり食べて飲んで1800円、圧倒的勝利の週末

 この日は「温玉旨辛ラーメン 麺大盛」(760円)、「やきとり(ネギ和え)」(210円)、「餃子(3個)」(150円)、ビール2杯を注文した。やきとりとビールがすぐに出てくるのはありがたく、ラーメンが届くまでの時間も退屈しない。温玉旨辛ラーメンはピリ辛で、徐々に寒さを感じる今の時期に丁度良い。
日高屋ラーメン1

ピリ辛の温玉旨辛ラーメンに、心身ともに満たされる

 これだけお腹を満たせて、ほろ酔い気分を味わえて1800円。たまに日高屋を“居酒屋”として利用して大声で話す団体客がいるが、この日はそういった客とのエンカウントはなし。1人飲みを満喫でき、圧倒的勝利の週末となった。 <写真・文/望月悠木>
望月悠木
フリーライター。社会問題やエンタメ、グルメなど幅広い記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている。X(旧Twitter):@mochizukiyuuki
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