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明石家さんま再現ドラマが“さんま役の岩田剛典”の独壇場だったといえるワケ

岩田剛典のオン・オフの切り替え

 一方、たけし役の香取慎吾は、完全に憑依している印象があった。神経質なリアルたけし像を最高レベルで再現していた。さんま役が俳優たちの裁量である以上、再現度は別のところで担保される。  だからこそ、ドラマ全体が、さんま俳優の独壇場ともなる。『オレたちひょうきん族』でさんまが演じた人気キャラクターであるブラックデビルのコスチュームに身を包んだ岩田が、「クワァ」と何度もコミカルな音を発したり、あるいは知っとるケの軽妙さもお手のもの。  日本一のコメディアンを演じることで、これまであまり見られなかったコミカルな岩田剛典スイッチが自然とオンになったのだろう。  先に述べた鏡の表情とのコントラストを考えると、このオン・オフの切り替えを何気なくやってのけていたことに筆者は感嘆するばかりだった。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役 “イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。 X:@1895cu
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