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息子夫婦に“子作り強要”する姑…そのムチャな方法とは?/義実家・家族人気記事BEST

暴れまくる息子たちで実家は地獄絵図

 とはいえ、帰るたびにしつこい義母をなんとかしないといけないのが実情です。 「うるさい義母を納得させるために、『かわいいですよ~』と一言だけ言っておしまいです。義母ははりきって、息子たちを『かわいいわね~』とほめちぎったり、『抱っこしてもらったら』と、息子たちを兄夫婦に押し付けるのですが、やんちゃ盛りの男子2人なので地獄絵図ですね。  そもそも年に数回しか帰省しないので、息子達も義母や兄夫婦になついていません。物を投げつけたり、暴言を吐いたりとひどいものです。障子は破れ家はちらかり、祖母も兄夫婦もぐったりしています」  過剰に孫を愛でる義母に対し、なつかずに暴れる孫たち。美織さんはこの光景をみて、義理の兄夫婦が子供嫌いになるんじゃないかと逆にヒヤヒヤするそうです。状況を想像するだけでも辛い気持ちになりますね。

誰も幸せにならない茶番にぐったり

無職 だらける 男性 美織さんの夫はこの状況を見てどう思っているのでしょうか。 「何度も夫にはこの話をしているのですが、『まあ、おかあさんも寂しいんだよ。孫と一緒に暮らしたいだろうし。悪気はないから許してやってよ』と言うだけで間に入ってはくれません。悪気がないのが一番タチが悪いですよ」  怒りはとまりません。 「兄夫婦がもしも不妊で悩んでいたらと思うと、義母の機嫌をとるために『子供はかわいいですよ』と言う自分が嫌だし、何より兄夫婦に申し訳ない気持ちでいっぱいです。誰も幸せにならないこの茶番をいつまで続けるのか、考えるとぐったりします」  美織さんは今度の帰省で、きっぱりと義母のお願いを断ろうと考えているそうです。 「どうせ義母とはそんなに会わないし、東京と岡山は遠いから、まぁ嫌われてもいいかなと思うようになりました」  帰省ひとつとっても、いろんな気苦労があるものですね。 ―シリーズ「帰省の悲喜こもごも」― <文/瀧戸詠未 イラスト/ただりえこ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
瀧戸詠未
大手教育系会社、出版社勤務を経てフリーランスライターに。教育系・エンタメ系の記事を中心に取材記事を執筆。X:@YlujuzJvzsLUwkB
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