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「出してください!」運転中のトラブルで涙が止まらない…会社の上司に助けを求めた“意外な結末”

社内の“暗黙のルール”が改善された

 このままではダメだと強く感じた近藤さんは、その後、ペーパードライバー研修を受講して改めて運転技術を勉強し直し、以前よりはかなり運転の腕をあげることができたと話します。  しかし、変わったのは近藤さんだけではありませんでした。その日を境に、社内でも変化があったそうです。 「特に社内のルールについて話し合いがされたわけではなかったと思うのですが、“若手や新人が運転をしなければならない”という風潮が和らいだんです。  初めての営業先に行くときには先輩社員が『今日は運転するよ』と言ってくれるようになりました。私に対してだけかと思っていましたが、他の新人や若手も急に車の運転に関する雰囲気が変わったと口をそろえて言っていました」  運転により心はすり減ったものの、運転の不得意がきっかけとなり、社内の暗黙のルールが改善されたのは良かったのかもしれませんね。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/萩ゆう イラスト/ズズズ@zzz_illust
萩ゆう
住むところは中国地方や関西など、全国各地を転々と暮らすWebライター。温泉メディア、女性メディアなどで執筆中。特技はマラソンでフルマラソン3時間ギリの記録をもつ。
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