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妊婦を苦しめる「マスク外したら?」のひと言。赤ちゃんに起こる“最悪の事態”も知らないで<漫画>

少子化が進むのは必然、と思わされる社会

 初産ということで、「マスクを外すことを促される」以外でも妊娠中に頭を悩ませたケースはあったのだろうか。 「『妊娠しないと、妊娠中のしんどさはわからないんだ』と実感しました。例えば、買い物中にしんどくなって椅子を探したのですが、コロナ禍ということで町中やスーパーの椅子が撤去されていたんです。急に体調が悪くなって床にへたり込んでしまったことは何度もあります。 妊娠 少子化に関するニュースを見るたび、『妊婦や女性に優しくない社会構造だから、少子化が進むのは必然なのかな』と感じるようになりました」

出産後に院内感染をした経験も

 また、楠さんは出産後の8月中旬に「結局、妊娠中はコロナに罹らなかったけど、出産直後に院内感染するとは思わなかった」と投稿していたが、院内感染したことについて掘り下げる。 「どこから感染したのかは正直わかりません。パートナーからの可能性もあったので、私が陽性になった出産5日目とその翌日、翌々日とも検査をしてもらったのですが、いずれも陰性でした。産後面会はパートナーのみだったので、『恐らく院内感染かな』と考えています」  感染中の心境や状況を振り返ってもらうと、「その時の心境は一言で表せません。本作同様に感染した時のことをいずれ漫画にしたいと思っているので、私のXをフォローしてもらえたら嬉しいです」と語った。
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「お互いに思いやりや配慮の気持ちを」と医師
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