きっかけは、同僚がマッチングアプリで知り合った人と結婚したことでした。「そんなの使って、会社にバレたら嫌だな」と感じたものの、
一人で37歳の誕生日を迎えた時に、衝動的に登録したそうです。
そこから彼女の“ダラダラ婚活”が始まりました。月1~2人程度のペースで会っていたそうですが、婚活歴4年を超えるとさすがに、会った男性は100人を超えました。

「振り返れば41歳の今より、36歳で会える男性の方がよかったです。そのころはまだ40代前半の男性と会えました。最近は『いいね』が来るのは50代男性が多いです。
会ってもやる気がない男性が多くて、15分で切り上げられたこともありました」
由美子さんは結婚したい強い熱意があるわけではなく、結婚相談所のような本気度が強すぎる婚活サービスを使うのは抵抗があるといいます。
そんな彼女の希望は、「孤独死したくない」。
由美子さんのマッチングアプリのプロフィールを見せてもらいました。画面には、普通体型の女性が写っています。ですが
私の目の前にいる由美子さんは、だいぶ顔も背中も丸っこいのです。
「こちらはいつ撮影した写真ですか?」
「登録した時ですよ」
「
それって、37歳の時の写真ということですか?」
「そうです」
「
今と別人ですよ」
「え? そうですか?」
会ってもやる気のない男性が多いといいますが、その原因が分かりました。
「
4歳分も年齢を重ねたら、体型も肌も違うし、この写真を見て今の由美子さんに会ったら『だまされた』って感じますよ」
「え! そうですか? そんなに違うかなぁ」
由美子さんいわく、自分はそんなに変わっていないとか。
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