「写真よりずいぶんおばちゃんが来たな」と思われている
ただ、私も分からなくはないのです。
40代になり、背中が丸くなり首が太くなり、首のシワが出てきて、あご下に贅肉が付いたのは自覚できます。体重は30代の時とそんなに変わっているつもりはないのです。30代のころと比較して“たった”2キロ増えただけです。
自分で毎日見ていると、顔が丸くなっているのも気が付きにくいものです。

ほぼ同じ角度で撮影した筆者の写真です。右をマッチングアプリに掲載して、左の姿で登場したら「写真詐欺」と思われるでしょう。
でも、
同じ角度で撮った数年前の写真と並べると、フェイスラインがたるみ、ほうれい線が濃くなり、肌もくすんでいるのがよく分かります。もちろん個人差はあると思いますが、アラフォーの4年間では決して少なくない変化が誰にでもあるはず。
数年前の写真をマッチングアプリに掲載して、今の姿で登場したら「写真よりずいぶんおばちゃんが来た」と思われるでしょう。
由美子さんに、マッチングアプリのプロフィール写真を変えなければいけないことは理解してもらいました。
プロフィール写真を撮り直す時の服装を決めるために手持ちの服を見せてもらったのですが、年相応の“デートに使える服”がないのです。色も黒・カーキだらけでした。
「顔色が良く見えるように、白とかせめてベージュとか明るい色のトップス買って、写真撮りませんか?」
「
黒とか濃い色の方が楽なんですけど」
「高級感があるように見せたいとかなら、黒も素材やデザインによってはありかもしれませんね。でも由美子さんは、一緒にカフェで食事したり、商店街を散歩できる男性と会いたいと言っていましたよね。それなら黒じゃないですよ。黒は他の女性と比べると話しかけにくいし。肌がきれいに見えて、少しでも明るく美しく見せてくれるトップスを買いましょう?」
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