義実家への帰省中、文句も言わず完璧に手伝ってきた私。偶然聞こえてきた義母の本音に大ショック
嫁姑がうまくいかないのは、姑にとっては“息子”を、嫁にとっては“夫”を自分のものにしたいという嫉妬心があるからなのかもしれません。
ここにも、嫁姑問題の悩みを抱えている女性が一人。都内在住の榊原真里さん(仮名・35歳)は、義実家の青森へ帰省したときの話を聞かせてくれました。
真里さんは結婚7年目の主婦。夫を育ててくれた義両親とは、できるだけ仲良くしたいと新婚当初から帰省の際は気を遣っていたそう。
「結婚してはじめての帰省では、義母に気に入られたくてなんでも手伝っていました。例えば、買い物や食器洗い、お風呂も私が洗って一番最後に入浴するなど、私が気付く範囲で、徹底的に良い嫁をやってきたつもりでした」
青森への帰省は年末年始とお盆の年2回。事前に都内の有名なお菓子を用意し、近所への手土産も完璧に用意、義母に何か言われる前に動くよう意識していたといいます。
そのうち、義母から任されることも増えていったそう。
「帰省する度に、義母から『真里ちゃん、これお願い』と頼まれることが増えていきました。その中のひとつに、実家で飼っている3匹の犬の散歩があって……」
夫の実家では、庭でチワワを3匹飼っています。その3匹のチワワを朝、昼、夕1日3回、散歩をする担当になった真里さん。
実は、犬アレルギーがあって、犬が苦手なんだそう。
「昔から犬や猫は苦手ですね。突然吠えると怖いし、室内にペットがいると鼻水とくしゃみが止まらなくなるんです。目もかぶれやすいので、帰省中は抗アレルギー薬を飲んでいます」
それでも、義母からのお願いには全力で応えようと引き受けた真里さん。3度目の帰省でお願いされた犬の散歩は、帰省中の真里さんの日課になったそうです。