Fashion

ポーチは「その人らしさ」が出てしまう。“他人に与える印象“と“自分の好み”選ぶ時にどちらを優先?

ロンドンで生地を買って自分で作ったポーチも

 次に古いのは布製のポーチ。これはロンドンのサウスケンジントンにあったキャスキッドソンのお店で買った生地を使って自分で作ったもの。20年ぐらい前から使っています。これは銀行の通帳を入れたり、印鑑を入れたりと、貴重品入れとして使っているものです。
自作のポーチとMANICURE FINGERのポーチ

キャスキッドソンの生地で作ったポーチ(左)と10年ぐらい前に買ったMANICURE FINGERのポーチ(右)

 そうして次の小さなポーチ。これはたぶん10年ぐらい前に買ったもの。小さ目のバッグに入れるための小さなポーチを探しているとき、大きさと素材、そして金具使いが気に入って買いました。これは普段持ち歩くバッグにいつも入っていて、中には必需品であるブスコパンとロキソニン、絆創膏(ばんそうこう)やリップクリームが入っています。

「インスリンポーチ」だけど糖尿病患者さん以外でも

 次のポーチはごく最近買ったもの。少し大き目で、かつ仕切りの多いポーチを探していたときに、目についたので買ったポーチです。
糖尿病の患者さんのことを考えて作られた「インスリンポーチ」

糖尿病の患者さんのことを考えて作られた「インスリンポーチ」

「インスリンポーチ」という名前がついていて、薬や注射を持ち歩かなければならない糖尿病の患者さんのことを考えて作られたポーチだそうです。もちろん糖尿病患者ではなく、一般の仕切りが多いポーチが欲しい人が使っても大丈夫。  私は、バッグは間仕切りがないほうが好きなのですけれども、ポーチは仕切りがあったほうが好きなのと、ちょうど名前のイニシャルの刺繍つきのものがあったので選びました。
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ポーチは思い出を運ぶ小さな小道具
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