ここからは母が子ども達の食事を作る上で大切にしていたことを3つのポイントで整理していきたいと思います。
一貫していたのは、料理を作ったり準備する立場として無理なくできること。冷凍食品やコンビニフードも活用して、手軽さも大切にしていました。

私と兄が大好きだったたこ焼き。父が関西人なので、多めに作って冷凍し、食べたい時にレンチンして温めてくれました
もっとも大切にしてくれたのは、子ども達の大好物を食卓に出すということでした。
例えば、たこ焼き。関西人の父は自宅でたこ焼きを作ってくれることが珍しくなく、多めに焼いて冷凍保存をしていました。これなら食べたい時にレンチンすればすぐに食べられます。
好きな食べ物を食べることで、勉強だけでなく日常をポジティブに過ごすことができることを実感しています。
その他、私はモンブランが大好きで、息抜きの時に母と一緒にコンビニにカップ型モンブランを買いに行くのが喜びの時間でした。

煮込みラーメンや鍋焼きうどんを夜食によく作ってくれました
二つ目は、消化によい食べ物を作ることです。
夜遅くまで勉強をする日には必ず夜食を作ってくれていました。登場するのはしっかり煮込んだラーメンや鍋焼きうどん。身体に優しい食べ心地で、夜食を楽しみに勉強をしていたと言っても過言ではありません。
消化に負担がかかると集中力にも悪影響がでますから、雑煮やおじやなどの柔らかい食べ物も定番でした。