
美容ライターの遠藤幸子です。2023年に登場して以来、「落ちにくい」と話題のセザンヌ「リップカラーシールド」660円(税込)。2024年1月中旬から一部店舗で新色2色が発売されています。
2色のうち40代を若々しく見せるカラーはどちらなのか、47歳の筆者が実際にお試しし、詳細をレビューします。

2023年3月からマスクの着用は個人の判断に委ねられたとはいえ、TPOに応じてマスクを着用する機会があるせいか、落ちにくいリップは以前として人気を集めています。
リップカラーシールドもそのようなニーズにマッチし、ヒットした商品。唇の水分と反応して、色を守るジェル膜を形成。唇にピタッと密着して落ちにくくなるカラーシールド処方が施されています。そのため、塗りたての色が持続します。
落ちにくいリップの中には使用中に乾燥が気になったり、落とすときに強い洗浄力のポイントメイクアップリムーバーを必要としたりするものがあります。しかし、リップカラーシールドは、5種の美容保湿成分配合でしっとりとした仕上がりになり、塗っている間乾燥から唇を守る効果が期待できます。
質感は、ほどよいツヤのある仕上がり。グロスのようにベタベタしないので、飲食の際にも塗っているのが気にならないと筆者は感じています。実際のところカップなどへの色移りも少ない印象です。
発色の調整もしやすく、一度塗りだと透け感のある仕上がりですが、何度も塗り重ねていくとしっかりと発色します。

「06 ロゼベージュ」を上からそれぞれ1度塗り、2度塗り、3度塗りした画像です。
1度塗り、2度塗り、3度塗りしてみると、それぞれ違った印象に。

「07 スイートローズ」を上からそれぞれ1度塗り、2度塗り、3度塗りした画像です。
アイメイクなどに合わせて、重ね塗りの回数を調整すれば思い通りの発色を楽しめます。
また、色もちはよくても、特別洗浄力の強いポイントメイクアップリムーバーは必要とせず、通常のクレンジングで落とせると筆者は実際に使用して感じています。
既に5色発売されていて、今回の2色の追加販売で、計7色の展開となりました。そのため、自分に合った色をより選びやすくなったのも嬉しいポイントです。
塗り心地も使用感もリップクリーム感覚で使え、ポーチに入れておくとケア効果とメイク効果の2つを兼ね備えていることによって重宝すると感じています。
40代は顔のくすみが気になるほか、まぶたのたるみで目ヂカラもダウンする傾向にあります。そのため、リップには血色感が求められ、顔色がパッと明るく見えるカラーであることが重要になります。
単純に明るい色を選ぶのではなく、自分の肌のトーンに合うことはもちろんのこと、イエベ、ブルベから少し解放されて、肌に透明感を与える青みよりのカラーを選ぶのもひとつの手です。