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小池徹平よ、いつからこうなった!? ピュアイメージはどこへ…ヘンタイ不倫男役への適性とは

“善玉ウイルス”の潜伏期間

『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』3話より© テレビ朝日 そしてこの不倫男はさらにエスカレート。隣室では飽き足らず、ついに夫婦の空間に侵入するのだ。経路はもちろん綾香による手引によるもの。招いてはいけない、守るべき最後の砦であるにも関わらず。  これでは自分の身体に自ら良からぬウイルスの侵入を許したも同然。綾香は身も心もマサトのウイルスで毒されつつある。でもご安心を。我らが渉だって黙って侵入させちゃいない。  親権獲得のため、動かぬ証拠をおさえようと試行錯誤する渉は、謎の探偵・三砂裕(佐藤大樹)の指示で、小型カメラを手に、ソファの下にするりと隠れる。言わば、これは悪を打ち負かす善玉ウイルスの潜伏期間みたいなもの。  対して、悪玉ウイルスのマサトは、ソファ上で不貞に及び、あたりかまわずに毒をぺっぺとまき散らす。怯むな、渉。負けるな、伊藤淳史。いやぁでも頼りない。最高に鋭い小池徹平の毒牙に抵抗できるのか。ちょっと心配ではある……。 <文/加賀谷健>
加賀谷健
コラムニスト/アジア映画配給・宣伝プロデューサー/クラシック音楽監修 俳優の演技を独自視点で分析する“イケメン・サーチャー”として「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu
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