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子どもとの約束をドタキャンした夫「予定を忘れて…」背後にひそむ思わぬ“病”とは<漫画>

車椅子で病院を抜け出してしまった父

――作中で、夫が1人で外に出て行ってしまうのを防ぐために内側から鍵をかけていたというエピソードがありました。これも実体験に基づいているのでしょうか。 吉田:そうですね、父が1人で出ていこうとするので内側から鍵をかけていました。父は家の中にいるのに「家に帰る」と言って出ていこうとしていました。  おそらく今の家のことではなく、父が生まれた実家のことを言っているんじゃないかと思っていました。 ――体力には問題なかったのでしょうか。 吉田:父は40代で発症したせいかすごく体力がありました。一度、病院のベッドから自分で車椅子に乗り移って、エレベーターを使って病院の外に出ていってしまったこともありました。  1人で車椅子やエレベーターを使えるんだということにもびっくりしましたし、体力があったからできたんだと思います。  その時はすごく遠いところまで1人で移動して、踏切の手前で進めなくなっているところを発見されました。 【続きを読む】⇒小学生の息子を映画館に残し「1人で先に帰った」夫。問い詰めたら“言葉を失う返答”が<漫画> <取材・文/都田ミツコ>
都田ミツコ
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。
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