めんどうくさい家事のトップといえば食事作り。どうにも体が動かない、そんな日に本書が提案するのが「手抜きパーティー」。その中身がこちらです。
1)オープンサンドパーティー(手抜き度★)
食パンに何かしら具をのせて食べる!
レタスやキュウリ、ハムやチーズ、卵サラダやポテサラなどの具材と、マヨネーズやケチャップなどの調味料をテーブルにセッティングする。
2)レトルトカレーパーティー(手抜き度★★)
いつもよりちょっといいレトルトカレーを盛りつける。
3)利きパスタソースパーティー(手抜き度★★★)
パスタをゆでて、一方には安いソース、もう一方には高めのソースをかけて利きパスタソース。
3つのアイデア全部、イベント的で楽しく、手抜き感はありません。実際やってみると家族の会話もはずみそうですし、新しい味わいも発見できそう。食事は形式ばるよりも、愉快に仲よく食べるのが最高においしいのです。
レトルトやお惣菜などを上手に利用して、手間の代わりに団らんの時間を得ましょう。
泥汚れ、食べこぼし。色柄物、ニット、ジーンズ。洗濯物の汚れや種類はけっこう複雑で、いちいち分けたり洗い方を変えたり、かなりの負担です。
そこで本書は「洗濯物を仕分けして洗うのをほぼやめた」という、かなり大胆な戦略を提案。使用しているのはドラム式洗濯乾燥機で、家族全員のお風呂が終わった時点で一気に洗濯→乾燥という流れです。
具体的な方法を本書から抜粋しますと。
・各自脱いだ服を洗濯機に突っ込む。
・乾燥機にかけたくない服(シワになってほしくない服や縮んでほしくない服、大事な服)をまとめて大きなネットに入れる。
・絡まりそうなものや分けたいものは別のネットに入れる。
・ネットごと洗濯機に放り込み、標準コースで洗濯。
・乾燥機にかけない服(ネットの服)を取り出して干す。洗濯機の残ったものを乾燥させる。

※イメージです
色移りの弊害もあるものの、モチコさん宅はこれでOKといいます。色移りのジャッジは個人それぞれの基準があるので、こちらはあくまで提案です。私も色移りの経験がありますが、変色した服もいい塩梅だったのでよしとしました。
ちなみにモチコさん宅は「外に洗濯物を干すのをほぼやめた」という、乾燥機&部屋干し派です。天日干しも確かに気持ちいいですが、日焼けやアレルギーやプライバシーを考慮した場合、部屋干しのメリットも大きそうです。確かに部屋干しって楽ですよね。