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長瀬智也“17歳”の美しさに驚き。無料配信中「伝説の90年代ドラマ」から、現在までの活躍を振り返る

俳優として絶対的な存在感を確立した2000年代

長瀬は「かっこいい二枚目」と「バカっぽい三枚目」どちらも表現できる俳優です。ドラマ『ムコ殿』(2001年)でも、その力を存分に発揮。大スターながら、大家族に婿入りする桜庭裕一郎を演じました。婿としての裕一郎はとにかく人懐っこく、ちょっとダサくておバカ。結婚した・さくら(竹内結子)とのバカップルぶりは和みます。
ムコ殿

『YUICHIRO SAKURABA in ムコ殿(2)』[VHS](ユニバーサルJ)

一方、シンガーソングライターとしての桜庭裕一郎はクールで、抱かれたい男No.1! 凄まじい色気を放っています。桜庭裕一郎名義で写真集やCDも発売しており、同じ設定の『ムコ殿2003』(2003年※2023年3月現在、TVer・FODで無料配信中)が放送されるほど人気を集めました。
『タイガー&ドラゴン「三枚起請の回」 [DVD]』

『タイガー&ドラゴン「三枚起請の回」 [DVD]』(TBS)

2000年代は前述の2作品以外にも、ドラマ『ハンドク!!!』『タイガー&ドラゴン』『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』など多くのヒット作で主演を務めています。それはまさに長瀬の存在感があってこそ! さまざまなキャラクターや表現で、役の芯にある “熱さ”を見せる俳優としての地位を確立しました。

俳優・長瀬智也の集大成となった『俺の家の話』

その後も、唯一無二の俳優としてクドカン作品を中心に数多くのドラマ・映画で型破りな役どころを演じてきました(ちなみにそんなイメージを覆した2018年の映画『空飛ぶタイヤ』での長瀬の演技も秀逸です!)。 しかし、2020年にジャニーズ事務所からの退所を表明し、2021年3月末に退所。「裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていく」という意向を示しました。
『俺の家の話』

画像:TBS『俺の家の話』TBS公式サイトより

そして2021年のドラマ『俺の家の話』が俳優として最後の出演作となりました。演じたのは、能楽の人間国宝を父にもちながら「ブリザード寿」のリングネームで活躍する“ピークを過ぎた”プロレスラー、観山寿一(みやま・じゅいち)。 “親の介護”を通して、自分の生き方や家族と向き合う骨太な作品でした。能楽師と覆面レスラーという二足の草鞋を履く役において、長瀬は気合いの入ったフィジカルな役作りで、スタントマンを使用せずに演じたといいます。長瀬らしい“熱さ”も全開で、まさに彼の集大成を見せてもらいました。
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長瀬智也、現在の活躍は? 2023年に音楽活動を再開
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