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デートの約束をしても「会ってもらえない」35歳女性。スマホを見て分かった“致命的な失敗”

約束をしても流れるデートが多いわけ

由美さんはデートの約束をしても、会わずに自然消滅する相手が非常に多いのです。 ある男性と、デートの約束に関するこんなやりとりがありました。 ―――――――― 相手「いつにしますか?」 由美「〇日(※3週間後の日程)とかどうでしょう?」 相手「いいですよ! また近くなったら場所とか決めましょう」 由美「そうですね」 ―――――――― 「3週間も先の日程を言われたら、相手にキープだなって思われますよね。候補日も1つじゃん。日程調整して結果的に3週間先になるとか、『今月忙しくて少し先になりますが』みたいなひと言を入れればまだ印象損なわないかもしれないけど。優先順位が低いと感じさせたら、向こうもフェードアウトするよ。全体的に失礼なことたくさんやってる」 「そうなんですね。先の方が予定が空いてるかなとか思ったんですけど」 由美さんに限らず、日程の出し方で損をしている人は男女ともそこそこ見かけます。仮に「仕事が忙しくて」など補足したとしても、同僚でもないので忙しいのが本当かどうか分かりません。 また、ライバルたちはスケジュールをもっとうまく管理して、時間を作って毎週でも会おうとする姿勢を当たり前のように見せているかもしれないのです。

「出会いを増やせば運命の人が現れる」は間違い

由美さんは夏休みの宿題を8月31日から始める子どもが、そのまま大人になったような女性でした。仕事はディレクションをしてくれる人がいるので進むようですが、プライベートとなると計画性がありません。 カレンダーアプリなどでスケジュール管理もせず、感情の上下に振り回されて思いつきで出会いの予定を入れたりするので、どれぐらい予定が埋まるとキャパオーバーになるかも把握していません。 結婚相談所で活動しながら、不安になるとマッチングアプリもダウンロードしてデートの予定を入れる。そんな婚活を続けている彼女。「出会いの数を増やせば、相性がいい両想いの人に出会える」と思って、出会いの回数を増やすことだけを頑張ってきていたのです。 宿題一結婚相談所では一般的に、お見合いの申込に回答できる期日が決まっています。ところが由美さんはマッチングアプリを始めると、相談所のシステムにログインをしなくなり申込をこまめにチェックしなくなることが多々あるようで、お見合い申込にも回答期限ぎりぎりで「会う」希望を出していることが多いのです。 これでは会う前から相手に「補欠だな」と感じさせ印象が悪いです。結婚相談所の場合、一度決まったお見合いをキャンセルする場合はキャンセル料が発生するため、モチベーションが下がっても基本的にはみんな会います。 由美さんはお見合いの候補日を伝える際の連絡も遅く、相手が申込してからお見合い実施まで1カ月かかることもザラでした。明確なルール違反ではないものの、間違いなく印象は悪いのです。
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彼女に伝えた「2つのアドバイス」
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