
写真はイメージです。(以下同じ)
子どもができると、同じ保育園・幼稚園・小学校などにママ友ができるもの。
しかし、嫉妬で嫌がらせをされるといったトラブルも少なくありません。
本記事では、ママ友との関係で嫌なことがあり、ストレスを感じた女性から赤裸々なエピソードを伺いました。
東京都に住む美月さん(仮名・32歳/主婦)は、夫(35歳/会社員)、娘(3歳)、息子(2歳)の4人家族です。
美月さんは、娘が2歳のころに、家の近くの公園へ連れていくことが多かったそう。その時、美月さんは娘と同じ年の女の子がいる1人のママ友と仲良くなりました。
ママ友は、見た目の雰囲気はどこかVERY妻風で、髪の毛はいつもきっちりカールされていて、ファッションも小奇麗な女性でした。
一見華やかそうな風貌には見えていたのですが、「実はこのアクセサリー、ハイブランドっぽいデザインと似たものを通販で購入したの」、「これ、イミテーション(※模倣のこと)パールなの」と、おどけた表情で言うことも多く、そんな彼女へ親近感を抱くことも確かにあったと、美月さんは語ります。
ただ、美月さんはそのママ友と会う度に、いつも「旅行にいった」だの、夫と「〇〇(地元では高級なレストラン)で、一緒にディナーをした」などの自慢話を聞かされ、ややウンザリすることも少なくありませんでした。
その一方で、どこか豊かな感じの彼女と仲良くなっておくと、もしかしたらいいことがあるのでは……という思いもあり、多少のイライラを我慢していたそうです。
やがて子ども同士が同じ幼稚園に一緒に行くことに。入園式に何を着ていくかについて、話し合うことになったそうです。
ママ友からは「入園式、何を着ていこうと思っていますか?ワンピースだと浮くかしら?やっぱり、スーツにした方がきっちり感出るかしら?私は、スーツにしようと思っていますが……。〇〇ちゃん(美月さんの娘の名前)のお母さんは、入園式の服どうしますか?」と話をしてきたとか。
正直、美月さんは自分の服なんて何も考えておらず、子どもの準備で頭がいっぱいでした。ただ、そのママ友から入園式のファッションについて話をされ、「入園式は、スーツにした方がいいのかも?」と感じ、スーツにすることに決めたそうです。
美月さんの家には自分のスーツがなかったのですが、他でスーツなど着ることもなかったので「入園式で着るだけだから、安いものでいいかな」と思い、イオン系のお店でお値打ちなスーツを購入したと、美月さんは語ります。