金曜ドラマ主演、29歳女優のドン底時代。“屈辱”と“試練”を乗り越えたサクセスストーリー
川口で大丈夫か…という空気感
川口さんいわく、オファーが来たのは撮影までたった6週間しかないという段階で、「時間がなくて、迷ってる時間がなかった」、「その1年間はずっとプレッシャーでした」と述懐。 実際、忌憚なく言わせていただくと、ドラマファンの間では“川口春奈に沢尻エリカの代役が務まるのか?”という、懐疑的な空気感が漂っていたほど。 ですが、川口さんはその下馬評を見事覆します。華も毒も持ち合わせた唯一無二の存在感を放つ“女優・沢尻エリカ”の代わりでも臆せず、強くしたたかな“織田信長の正妻”を演じきったのです。 こうして肝の据わった役者魂や演技力が評価され、2021年に『着飾る恋には理由があって』(TBS系)で、連ドラとしては約8年ぶりに主演に返り咲き。そして2022年の『silent』に繋がるのです。
『silent』後の秀逸チョイス
最新主演作の見どころは会話劇
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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