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ネコの前で“デレデレに豹変する人々”をのぞき見ていた飼い主。「最も気まずかった瞬間」は<漫画>

公演が終わるまでひっそりと壁の裏に

飼い主の出ていくタイミングが、わからない。 うっかりステージの途中で姿を見せてしまうと、 客人「あ……」 ゆずこ「ど、どうも」 客人「なんかすみません」 と、ステージが中断しちゃう。「思う存分続けてください!」「むしろめっちゃ見たいんで」と言うのもなんか恥ずかしいので、公演が終わるまでひっそりと壁の裏に隠れているのです。健気な女。

「もうしません。ごめんなさい」

そんな飼い主の努力も知らず、ニコは基本的にクールな反応しかしません。 そこらへんの棒をタクトにして、壮大な“指揮”をしていた配達のおじさま。クールなネコのニコの反応にがっかりしていたので、思わずちょっと拍手してみたんですよ。壁の裏から、ちょっとだけ顔を出して。 そうしたらまた気まずくなったので、多分もうしません。 小声で「ブラボー……」とか、もう言いません。ごめんなさい。 猫出窓【第1回を読む】⇒へその緒がついた赤ちゃん猫を拾った私。医師の「厳しい言葉」で目の前が真っ暗に<漫画> 【第2回を読む】⇒「赤ちゃん猫のお世話で、1ヶ月休みます」仕事相手に伝えたら…“意外すぎる反応”に驚いた<漫画> <漫画・写真&文/青山ゆずこ>
青山ゆずこ
漫画家・ライター。雑誌の記者として活動しつつ、認知症に向き合う祖父母と25歳から同居。著書に、約7年間の在宅介護を綴ったノンフィクション漫画『ばーちゃんがゴリラになっちゃった。』(徳間書店)、精神科診療のなぞに迫る『【心の病】はこうして治る まんがルポ 精神科医に行ってみた!』(扶桑社)。介護経験を踏まえ、ヤングケアラーと呼ばれる子どもたちをテーマに取材を進めている。Twitter:@yuzubird
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