すずさんは2013年に連続ドラマ『幽かな彼女』(フジテレビ系)で女優デビューし、わずかその2年後の2015年には『学校のカイダン』(日本テレビ系)で連ドラ初主演を飾っています。
同じく2015年公開の是枝裕和監督作品『海街diary』では日本アカデミー賞の新人俳優賞にノミネート。2017年公開の是枝監督作品『三度目の殺人』では、日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞。
2019年には朝ドラ『なつぞら』(NHK)のヒロインに抜擢され、全話平均視聴率21.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)の大ヒットに導くなど、俳優としてまばゆいほどのスポットライトを浴びていくのです。
一方のアリスさん。決して“売れない役者”というわけではありませんでした。
たとえば2010年には当時15歳で昼ドラ『明日の光をつかめ』(フジテレビ系)に主演していますし、2014年はドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)に出演、映画『銀の匙Silver Spoon』でヒロインを好演。
2015年と2017年に放送されたドラマ『釣りバカ日誌』シリーズ(テレビ東京)では明るく可憐なヒロインを演じ、2017年度後期の朝ドラ『わろてんか』(NHK)ではコメディエンヌとしての才能も高く評価されました。